■一番人気は炙りチャーシュー丼！トロットロに煮込まれたチャーシューは絶品。
■場所は354号線から一本外れた道。フレッセイ玉村店のすぐ近く。
地獄らーめんってインパクト強すぎ…
ずっと前から存在は知っていて、密かに気になっていた。営業中に見かけるたびに、「今日こそは！」と意気込むが、いざ目の前にすると、なかなかあと一歩が踏み出せない。その度に「自分はなんて臆病な人間なんだ」とため息をつく日々。
だけど今日、ようやく決心がつきました。自分の気持ちを確かめてきます（※恋ではありません）
…ということで、今回は前々から気になってはいたけど、なかなか入るきっかけがなかった、玉村町にある『らーめん食堂 日と月』に突入してきました。
僕は基本的にはどんなお店でも一人で入っていける鋼のメンタルを持ち合わせていますが、今回のお店は二の足を踏んでいました。
いつも混んでいて時間がかかりそうだったというのも理由のひとつでしたが、1番の理由は別にあります。
それは看板におどろおどろしく記された「地獄らーめん」という文字。
地獄…、地獄か…、地獄ね…、美味しいのか！？そんな疑いからなかなか一歩踏み出せずにいた。
だってせっかくなら地獄より、天国のほうが良いじゃないですか！地獄のように苦しみながら食べるなんてまっぴらです！だけどいつも人が賑わっているのは美味しい証。一度行ってみる価値はありそうだ…。
そうこう悩んでいたある日、ついにチャンスが訪れました。平日の11時過ぎ、午前中のアポが終わり、玉村のフレッセイでお昼でも買っていこうかなと車を走らせていた時、珍しく空いている地獄らーめんのお店を発見。これは千載一遇のチャンス！予定を変更して突入しました。
地獄らーめんのインパクトが強すぎたので、てっきりらーめん専門店かと思いきや、店の外にあるテイクアウト用のキッチンカーには、どんぶり、ホルモン、カツなど、まるで統一性のないメニューが名を連ねている。
果たしてここは何屋なのか…。疑いを拭いきれないまま、店に入りました。
隠れ家風のアットホームな雰囲気
開店直後の11時過ぎだったため、お客さんはほとんどいませんでした。
店内はカウンター席、テーブル席、座敷があり、空いていれば好きな席を選べます。テーブルも椅子も木製で、どことなく隠れ家のようなアットホームさが漂う雰囲気。こういう隠れ家的なお店、結構好きかも。
席についたら、早速メニューを拝見。
らーめん、どんぶり、からあげ、ハンバーグ、生姜焼きなど何でもござれ。共通しているのは、どれもこれもボリューム満点で高カロリーなこと。これは営業マンや外仕事の人たちには好まれそうですね。そして値段はほとんどが1000円以下。営業飯としては合格です！
メニューをめくっていくと、ありました。『地獄らーめん』
地獄らーめんは、地獄のように辛いという意味なんですね。理解しました。だけど残念ながら辛いものが苦手な僕には手の出せない領域。今度辛いものが好きな友達を召喚して、最上級の八丁目を食べてもらうことにしましょう。（その時は再レポしますね！）
僕は迷いながらも、一番人気の炙りチャーシュー丼を注文しました。料理を待っている間に、お客さんが続々と来て、11時半過ぎにはほぼ満席に！これだけ人気があるということは美味しいはず！期待が高まります。
カロリーの鬼！だけど惹かれてしまう！
注文から10分かからないくらいで、やってきました！
■炙りチャーシュー丼（並） 750円
登場して第一声は「え、デカっ…！？」という驚きの声。どんぶりの器からして大きく、その中に米とチャーシューが惜しみなく入っています。並でこの量とは、圧倒されました。これは気合を入れて食べないとな。
意を決して、実食！見てください！この分厚いチャーシュー！一気にかぶりつきます！
チャーシュー、驚くほど柔らかい…！全く力を入れなくても噛み切れて、その後はトロっととろけていきます。肉という概念を覆すほど、柔らかい。美味しすぎて思わず一人でにやけてしまいました。きっと手間暇かけてじっくり煮込まれていたんでしょうね。お店の人に感謝です。
そしてなんといっても味付けがたまらない！ほんのり甘みのある照り焼き醤油のようなタレが、チャーシューとご飯の橋渡しの役割をしています。タレが良い仕事をしているから箸が止まりません。
ボリュームが半端ないから、途中で飽きが来るのでは？と思いきや、そんなことはありませんでした。レタスやニンジン、カイワレなどの野菜が入っているおかげで、味がリセットされていく。最後まで飽きることなく食べれました！
チャーシュー丼、見た目通り、なかなかのボリュームでした。食べ終わることにはお腹はパンパン。だけど、美味しいものでお腹を満たせて大満足です。勇気を出して入ってみて良かった！
一歩踏み出した先にあるもの
気にはなっているけど、何かと理由を付けて挑戦できていないことって結構ありますよね。だけど、勇気をもって踏み出してみると、案外初めに抱いていた不安はあっさり消し飛んで、新しい世界が開けたりします。
挑戦なくして成長なし。
その言葉は本当だと思います。（定食屋の話から随分盛大な話になってしまいましたね！）
ちなみに僕的にはここの定食屋はかなりヒットだったので、週末に妻と再訪しました。その時頼んだのはこちら。
■おろしポーク＋ライス＋ラーメンセット 1,110円
あっさりとしたおろしソースが非常に美味しかったです。そして肉は柔らかく、端の方は焦げ目がついてカリッとした食感。休日のまだぼんやりとしていた頭が、一気に覚醒する美味しさでした。ラーメンは醤油ベースのあっさりした味。昔ながらの優しいラーメンでした！
定期的に通いたくなる定食屋を、またひとつ発見しました！
店舗情報
■住所：群馬県佐波郡玉村町大字福島1315-2
■TEL：0270-64-1557
■定休日：火曜日、第三月曜日
■営業時間：11:00～14:15、17:45～20:30（変更あり）
■駐車場：あり（9台）
■支払い：PayPay可
