■いろんな料理をちょっとずつ食べたいならバイキングがおすすめ!土日ランチは大人1530円。
■場所は群馬県庁から車で5分。群馬県公社総合ビルのすぐ近く。
前橋の中華料理屋、福州飯店へ!
今日、何が食べたいか。それはほんの些細な出来事で決まる。テレビのグルメ番組、Twitterのタイムライン、同僚との会話…。食の話題は至る所に散らばっており、何が引き金になるか分からない。
今回、僕は無性に中華が食べたくなった。引き金となったのは、今我が家でブームとなっている『こち亀』。とある回で中華を食べるシーンを見た瞬間、何かに憑りつかれたかのように中華が食べたくなった。エビチリ、小籠包、チャーハン、春巻き…。中華のメニューが頭の中から離れない。
単純すぎる思考に我ながら呆れてしまうが、こうなってしまっては解決策はひとつしかない。中華を食べに行きましょう。
…ということで、今回は前橋市の中華料理屋『福州飯店』に行ってきました。お手頃価格で中華定食が食べられることから、僕もたびたびお世話になっています。
〈アクセス〉
場所は前橋市大渡町。県庁から高崎に向かう県道10号線を進み、陸橋の手前を曲がった先にあります。近くには多目的ホールや会議室が入っている群馬公社総合ビルがあります。
お店の前に差し掛かると、獅子の置物がお出迎え。中央にはいかにも中華屋といった配色の看板があります。
店の前には広々とした駐車場があるので、満車になる心配はほとんどありません。
レストランは写真の正面の建物で、その手前にはお惣菜をテイクアウトできる売店がありました。
お店の内装
店内はこんな感じです。写真からは伝わりづらいですが、店内一歩踏みいれた瞬間、中華の世界にワープしました。
店内の至る所に飾られている、中華風のオブジェ。こういう細かい装飾品が独特の雰囲気を醸し出していますね!
座席はテーブル席と座敷があります。僕たちは奥のテーブル席に案内されました。
770円で中華の定番メニューが!種類も豊富!
▼ランチメニュー
エビチリ、酢豚、麻婆豆腐といった定番メニューの定食は770円。セットにはご飯、スープ、杏仁豆腐が付いてきます。そして平日限定の日替わりランチは550円。ランチとしては魅力的な価格設定ですね!
散々悩んだ結果、僕はエビチリ、妻は豚肉ピーマン炒めを注文。追加で小籠包とザーサイも注文しました。店員さんに注文を告げてから、5分も経たないうちにエビチリ定食が登場!このお店、料理が出てくるのがめちゃくちゃ早いんですよね。
待ち望んだ中華が目の前に!
こちらがエビチリ定食。ようやく待ち望んだ中華が目の前にやってきました。
■エビチリ定食 770円
エビチリにはエビが10匹。まずまずの量ですね。ご飯はお茶碗にこんもりと盛られています。ボリュームがあるのは有り難い。
さっそく、いただきます!まずはスープから。
見るからに熱々な玉子スープ。冷ましながらいただきます!
一口食べると、トロンとした玉子の食感に続いて、ほのかな甘みを感じました。人工的ではない、自然な甘み。この正体はなんだ?
改めてまじまじとスープを見ると、すぐに正体がわかりました!甘みの正体はコーンです!茹でて甘くなったコーンがスープ全体に優しい甘みを与えています。こんな甘い玉子スープ、初めて食べました。このお店ならではですね。
続きまして、エビチリ。
辛いのが苦手な僕にとっては、吉と出るか、凶と出るか、緊張の瞬間です。辛すぎないことを祈って、エビを一口。
プリップリのエビが口の中で弾けていく。エビ自体も臭みは全くなく、シンプルに美味しいです。そしてタレは全然辛くない。エビの甘さと相まって、一口食べた段階では全く辛さは感じませんでした。これなら辛いのが苦手でもイケる!調子に乗って、タレだけをそのままレンゲですくって食べてみます。なんだ、全然辛くないじゃないか。
そう思ったのも束の間、時間が経つにつれ、ジワジワと辛さが舌に襲いかかってきました。あ!だんだん辛くなるタイプか!
慌てて水を飲むが、辛さは完全には治まらず。ジリジリと辛さが舌の上に残っています。しかし、その後スープを飲んだ瞬間、ぴたりと辛さが治まりました。スープの甘みが辛さを帳消しにしてくれる。なるほど!辛さを抑えるために、ここまで甘くしているのか。
エビチリとスープ。絶妙なバランスで味覚をコントロールしてきます。エビチリ、ご飯、スープ。これでひとセット。完璧すぎるコンビネーションです。
つい出来心で頼んでしまう、ザーサイ
そうこうしているうちにザーサイも登場。
■ザーサイ 300円
ちょこっと出来心で頼めてしまう気軽さ、最高ですね。
まずは一口。コリコリとした食感が心地いい。ほんのり酸味の効いたお味。そのままいっても良し、ご飯のお供にも良し。ザーサイがあれば、おかずもご飯との配分も考えず、思うがままに食べられます。まさに定食のアシスト的な存在ですね。
肉汁ドバドバ!熱々の小籠包
定食も終盤に差し掛かった時、ようやく小籠包がやってきました。
出てくるのが早いことが取り柄のお店ですが、小籠包は例外のようです。注文から軽く20分はかかりました。注文が入ってから蒸すから時間がかかるのかな?
小籠包は運ばれてきた瞬間から、モクモクと湯気が立っていました。熱々なことは間違いなし!小籠包はこうでなくちゃ!やってきたのは4つ。2個ずつ妻をシェアしていただきます。
火傷をしないように、慎重にかぶりつきます。一気にいくと大惨事になりそうだったので、まずを端っこをひとかじり。
皮は柔らかくて、モッチモチ。それに続いて、熱々の肉汁がドバドバと溢れてきました。小籠包の肉汁って、なんであんなに美味しいんでしょうね!肉の優しい甘みが口の中いっぱいに広がっていきます。想像していた通り、美味しい小籠包でした。
2つ目は醤油とお酢を少々かけていただきます。調味料を追加すると、一気に味が引き締まります。ぼんやりしていた輪郭が鮮明に記されていく。そのままでも美味しいけど、調味料を追加したことで、さらに美味しくなりました。
ご飯が進む、豚肉ピーマン炒め
ちなみに妻が注文した豚肉ピーマン炒めはこちら!
■豚肉ピーマン炒め 770円
豚肉とピーマン、ブレない安定した味です。味は濃すぎず、優しい味。細切りにスライスされた豚肉は柔らかく、肉本来の味もほのかに感じます。そこに投入されたピーマンの苦味が心地いい。食べても食べても逆にお腹が空くほど、箸が進んでいきます。豚肉ピーマン炒めも文句なしの一品でした。
ガッツリ食べたいなら、オーダーバイキングもおすすめ
ちなみに、いろいろな料理をちょっとずつ食べたい方には、バイキングもおすすめです。
バイキングは120分のコースと90分のコースがあります。120分のコースは大人1,980円~、90分は土日は1,530円、平日は1,130円です。今度来たときはバイキングもありだな~。
福州飯店ですっかり中華欲が満たされました。食べたいものをすぐに食べられるって、究極の幸せですね!
福州飯店、美味しい中華をお手頃価格で食べたい方にはぴったりです。僕自身、今後も沢山お世話になることでしょう。

店舗情報
■住所:群馬県前橋市大渡町1丁目9-7
■TEL:027-251-9269
■定休日:無休
■営業時間:11:00~14:30、16:30~21:30
■駐車場:あり(45台)
■クレジットカード:可(JCB、AMEX、Diners)
■その他支払い:PayPay可
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