知る人ぞ知る！高崎で美味しいパスタが食べたいならここ！／セレンディップ

パスタは高崎のソウルフード

パスタの街、高崎。
イタリア人と高崎市民はパスタを食べて大きくなりました。（←それは言い過ぎですね）
イタリアはともかく、どうして高崎でパスタ？と思うかもしれないが、実は高崎って人口当たりのイタリアンレストランの数が全国的に見ても圧倒的に多いんです。

その背景には群馬県が小麦の栽培に適していることが影響している。
群馬で有名な小麦粉料理といえば、うどん、焼きまんじゅう、すいとん、そしてパスタ。
田舎っぽい顔ぶれの中に、急にパスタなんて洒落たメニューが飛び込んでくるが、パスタもれっきとした小麦粉料理。
粉もん文化の群馬では、うどんと共にパスタも愛されてきました。

特に高崎ではパスタ屋が次々とオープンし、「パスタの街、高崎」と呼ばれるまで急成長。
高崎のパスタ屋は「シャンゴ」、「はらっぱ」、「アルコバレーノ」、「ボンジョルノ」などが有名どころだ。
だけど、個人的には島野町にある「セレンディップ」がかなり上位にランクインする。

女子会やデートにもおすすめ！

セレンディップはプリンとアップルパイの専門店だけど、お昼時にはパスタランチも提供している。
素材の味を活かした上品なパスタは、なかなかのもの。
今回も営業飯で行ってきました。

場所は高崎インターから車で5分ほど。高崎駒形線から一本それた道にある。
プリンとアップルパイと書かれている看板を見つけたら到着。

ちなみにこのお店、かな～りお洒落な雰囲気です。男ひとりで入るにはいささか敷居が高いかもしれない。

だけど僕はどんなお洒落なレストランだろうが単独で乗り込める鋼のメンタルを持ち合わせている。
ということで、今回も臆することなく入店しました。

12時ちょうどに入店したが、待つことなくすんなり案内された。

↓ランチメニューはこんな感じ。

パスタランチ1100円、プリン付きパスタランチ1550円、アップルパイ付きパスタランチ1800円。
プリン付きパスタランチも惹かれたが、今日は次の商談上、あまりゆっくりしていられないため、パスタランチに決めた。
パスタは「小エビとシルクスイートポテトのジェノベーゼ」に決定。
ちなみに本日のパスタは「蒸し鶏としめじと梅の和風パスタ」だった。

ちなみに店内はこんな感じ。

シックでお洒落な雰囲気。ディナーでは音楽イベントなども開催されている模様。
女子会やデートにはちょうどいいかもしれない。
今日も僕以外のお客さんは、若いOLさんや主婦さんがほとんどだった。

しっかり野菜をチャージ

注文してから5分も経たずにサラダがやってきた。

サニーレタス、みずな、コーンが合わさった、彩り豊かなサラダ。
さっそく、いただきます！

シャキシャキと瑞々しい野菜たちは新鮮そのもの。
酸味のあるオニオンドレッシングが、野菜の味をより一層引き立たせる。
このドレッシングがあれば、いくらでも野菜が食べられる気がする。

ランチセットのサラダって、気持ち程度の量と味のところが多いけど、ここのサラダは新鮮な野菜がしっかりとれるからありがたい。
まずは前菜、さらっといただきました。

素材の味が引き立つ、上品なジェノベーゼ

サラダのお皿が下げられた後、5分も経たずにパスタがやってきた。

高崎のパスタ屋ではこれでもか！というくらい大盛りだが、ここのお店はなかなか良心的な量。
沢山食べると眠くなってしまうから、営業飯にはほどほどが良いよね。
ジェノベーゼもさっそくいただきます！

一口食べると、バジルの爽やかな風味に包まれる。バジル独特の青臭さは全く感じない。
パスタ自体はオリーブオイルでしっかりコーティングされている。

味はかなり薄味なんだけど、不思議と物足りなさは感じない。
塩気の効いたタマネギが良い感じにアクセントになっているからかもしれない。

そしてシルクスイートポテトの優しい甘さも絶妙。
全体的に素材の味をひとつひとつ丁寧に感じさせる、上品な味付けだった。

ジェノベーゼ、子どもの頃はその魅力に気付けなかったけど、今はわかるよ。
舌でも、香りでも楽しめる、独特の味わい。最高でした。

P-1グランプリで準優勝した超高級プリン

帰りにどうしてもプリンが恋しくなって、お土産に買っていきました。
セレンディップにある「群馬ファーマーズプリン」は福井県小浜市のプリンの祭典「P-1グランプリ」で2019年に準優勝したようです。

プリンの種類はリッチバニラ、有機黒ゴマ、ほうじ茶、期間限定のチョコミントがあった。
今回はシンプルなリッチバニラを購入。
P-1グランプリで準優勝を飾ったプリン。これは美味しいに違いない！

まるで飲み物！とろっとろで濃厚なプリン

仕事終わりにプリンとご対面。さっそく、いただきます！

スプーンですくうと、あまりの柔らかさに衝撃を受ける。
とろっとろのプリンだ。

口に運ぶと再び衝撃が走る。なんだこれは…！
１、２、３、と数える間に、プリンはとろけて消えていった。
まるで飲み物じゃないか！
後に残るのは濃厚なバニラの風味。
準グランプリの称号は伊達じゃないな。

プリンといったらカラメルソース。ここのカラメルソースはプリンと別々になっていた。

ビンの中にちびちび加えながらいただく。
ほろ苦いカラメルソースを加えると、一気に大人の味に大変身。
1日の疲れが一気に吹き飛ぶ味だ。

群馬ファーマーズプリン。本当に美味しかったです。
だけど一つ、言わせてほしい。
プリン一個550円なのは高すぎますよ！

セレンディップはアップルパイも一押しだけど、実は僕はまだ食べたことがない。
時間があるときに妻と一緒に行ってみようかな。

うしろ

群馬ファーマーズプリンは店内で食べたほうが100円お得です！

店舗情報