群馬の老舗蕎麦屋と言ったらここ!並んででも食べたい蕎麦/なかや桑風庵 本店

群馬の老舗蕎麦屋と言ったらここ!並んででも食べたい蕎麦/なかや桑風庵 本店
■群馬でも有名な老舗蕎麦屋。
■瑞々しい、さっぱりした蕎麦が食べられる。
■場所は赤城山に向かう県道4号線沿い。

わざわざ食べに行きたい蕎麦屋の名店

「群馬でおすすめの蕎麦屋ってどこ?」と聞いた時、かなりの確率で名前が挙がる蕎麦屋があります。
それは『なかや 桑風庵 本店』
自家農場で栽培した蕎麦を使った手打ちそばが自慢で、週末には県外からもこの蕎麦を求めてやってくるほどの人気店です。

場所は赤城山に登る県道4号線沿い。ちなみにこの辺りは蕎麦屋が集まっていることから「そば街道」とも呼ばれています。途中に桑風庵 馬事公苑店があるが、本店はもう少し登った先です。

お店は『旅館か料亭か?』と思わせる立派な門が目印。

道路を挟んで向かいにある駐車場に車を止めて店に向かうと、店の外まで行列が。週末ということもあり、お年寄りや子連れの親子がずらりと並んでいる。さすが人気店…。

僕たちの前には15組程度はいたけど、ここまで来て引き返すわけにはいかない。
適当に話しながら待ちましょう。

門をくぐると、お店の暖簾までの間に中庭が広がっています。

緑に覆われた日本庭園風の中庭はなかなか風情があります。一瞬、山奥の老舗旅館にでも来たかのような気分になってしまいます。
こういったお店の雰囲気も、料理を美味しくするスパイスですよね。

※ちなみにお庭の写真は平日に行った時のものです。休日はお庭の石畳に沿ってずらりと行列ができていますが、平日はすんなり入れました。行列に耐えられない方は、平日がねらい目です!

待つこと20分ほど、ようやくお店の中に入れました。お店は靴を脱いで上がる、古民家スタイル。
店内に入ってからも椅子に座って少し待つことになったので、その間にメニューを見て注文を決めてしまいましょう。

メニューを見ると、五合、七合、一升…。どうやら蕎麦の量は何人前という単位ではない模様。ちなみに五合が2人前、七合が3人前、一升が3~4人前のようです。

僕は3人いれば一升でもいけると思ったけど、「いや、お前、絶対食べきれないから!」と、妻と友達の双方から止められた。
…わかったよ、じゃあ七合にしよう。もちろん天ぷら付きでな!

席に着く前に店員さんに注文をして、席が空いたら4人掛けのテーブル席に案内されました。
窓から中庭も眺められて、雰囲気がありますね。高級料亭にでも来た気分になります。

席に着いてから、待つこと10分程。大きなザルに乗った七合の蕎麦がやってきました!

気になるお蕎麦のお味は…?

■天ぷら付きそば七合 4,720円

どどんっとやってきた大量の蕎麦。
「で…でかい」。これは七合で正解だったかもしれない。

蕎麦をよく見てみると、一般的な蕎麦に比べて平べったいく、麺の所々に黒点が入っていました。

想像以上の量に圧倒されながらも、いざ実食!まずは蕎麦つゆにつけずに食べてみます。

コシのある固めな食感に続き、蕎麦の香りが通り抜ける。
瑞々しいという言葉がしっくりくる蕎麦です。
蕎麦単体でこんなに美味しいとは…。これは行列に並んでまで食べたくなるのも頷けます。

次は冷たい蕎麦つゆにつけて食べてみましょう。
ひんやり爽やか。鰹だしがしっかり効いています。つるつるといくらでも食べれそう!

そして天ぷらもまた美味い。
食感はサックサク!油っぽくなくて、全く胃もたれしません!
蕎麦屋とかうどん屋で食べる天ぷらって、一口目は美味しいんだけど、1つ食べ終える頃には、胃もたれして、完食するのに苦労した経験が幾度とありました。

しかし、ここの天ぷらは最後まで美味しい!きっといい油と使っているからなんでしょうね!
蕎麦だけでなく、天ぷらも美味しいとは…。やるではないか…!

気になる量ですが、海老、舞茸、野菜の天ぷら盛りは、3人でも十分満足できる量でした。「誰かが海老を食べられない!」と喧嘩することもなく、みんなにしっかり行き渡りました。

これはみんなが並んでまで食べたくなる理由が分かった気がします。
個人的には人生でトップ3に入る蕎麦屋です!これは定期的に通いたくなるなりますね。

ちなみに桑風庵の姉妹店である『さとり』といううどん屋もあるそうです。
機会があればそちらもも紹介できればと思います。

うしろ
うしろ
土日は外で並ぶこともあるため暑くも寒くもない、天気のいい日に行くのがベスト!

店舗情報

■店名:なかや桑風庵 本店
■住所:群馬県前橋市富士見町1195
■TEL:027-288-4120
■定休日:不定休
■営業時間:11:00~15:00(売り切れまで)
■駐車場:あり(60台)
■クレジットカード:不可

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