前橋といったら豚肉料理!豚肉の常識を覆す柔らか~いポークソテー/とんとん広場

前橋といったら豚肉料理!豚肉の常識を覆す柔らか~いポークソテー/とんとん広場
■赤城山で育てられた「福豚」が食べられる豚肉料理のレストラン。
■ポークソテーは豚肉の常識を覆すほど柔らかい。
■場所はぐんまフラワーパークのすぐそば。

豚肉の産出額が全国トップクラスの前橋市

みなさん、豚肉は好きですか?とんかつ、ポークソテー、豚丼、ポークカレー…、どれもこれも美味しいですよね!考えただけでお腹が空いてきます。
今回は豚肉の産出額が全国トップクラスの群馬県前橋市からおすすめの豚肉料理専門店をご紹介します。

その前になぜ前橋で豚肉が有名になったのかちょこっとだけ解説しますね。

【前橋で豚肉が有名になったきっかけ】
前橋で豚肉料理が有名になった起源は明治時代に遡ります。明治3年、前橋で日本初の器械製糸工場ができたことで、前橋は「糸のまち」として全国的に名を馳せました。
工業が盛んになると、人が増える。人が増えると、飲食業や娯楽が盛んになる。このようなサイクルから、前橋市内には豚肉料理を扱う西洋料理店が続々とオープンしました。その名残りが今でも残っており、前橋市では豚肉料理を提供するレストランが数多くあるのです。

前橋に数ある豚肉料理専門店の中でも、僕が激推しするお店…、それは、赤城山の麓にある『とんとん広場』です。

とんとん広場との出会い

とんとん広場を知ったきっかけは、妻とぐんまフラワーパークに行った際。園内を余すことなく歩き回った僕たちは、帰る頃にはとてつもない空腹に襲われました。
時刻は15時過ぎ、こんな時間ではランチも終了しているだろう…。だが、もしかしたら近くにまだやっているレストランがあるかもしれないと、かすかな希望を頼りに検索したところ、ヒットしたのがとんとん広場。

どうやら赤城山で育てられた「福豚」を提供しているレストランのようです。豚肉にそそられて僕たちは迷うことなく、とんとん広場に向かいました。

とんとん広場はフラワーパークからさらに山を登った353号線沿いにありました。テントのような丸い屋根が目印です。
フラワーパークからの所要時間はわずか5分ほど。フラワーパークには子供の頃から何度も行ったことがありましたが、こんな近いところにレストランがあることは知りませんでした!

車から降りると、駐車場でミニ豚達がお出迎え。


これから豚肉料理を食べようって時に、ミニ豚に遭遇するとは…。何とも複雑な気分です。

しかし後から聞いた話だと、ここのミニ豚達は観賞用だから、後でポークソテーになることはない模様。良かったな、お前たち。

食べて、買って、体験して…。「福豚」を存分に満喫できる施設。

とんとん広場にはレストランだけでなく、ソーセージやお菓子を購入できるお土産屋さんや、ウインナー作りを体験できる工房もありました。
工房では小学生くらいの子ども達がワイワイ楽しそうに体験しています。楽しそうだな~なんて思いながらも、まずは腹の虫を鎮めるためにレストランへ直行しました。

★ちなみにウインナー作り体験は、とんとん広場の公式HPで予約を受け付けています。

レストラン内はこんな感じ。バス旅行の団体客も余裕で入れるほど広々していました。

お昼時からずれていたため、僕たちは待つことなくテーブル席に案内されました。

テーブルについてから、早速メニューを拝見。

とんかつ、しゃぶしゃぶ、ポークカレー、ポークステーキ…。豚肉料理のオンパレードです。どれも魅力的すぎる…!

あれこれ悩んだ結果、僕たちはポークステーキに決定。腹ペコなので、がっつり肉に食らいつきたい気分です…!

豚肉の常識が変わった瞬間


■ポークステーキ ガーリック 1,650円

やってきたのは、厚さ2センチ以上はありそうな、食べ応えがあるポークソテー。
上にはにんにくが「これでもかっ!」というくらい乗っかっています。にんにくの香りが最高に食欲をそそる~!さっそく、いただきます!

一口食べた瞬間、衝撃が走った。ポークソテーが驚くほど柔らかい!あっという間に口の中でとろけて消えてしまいました。

豚肉ってどちらかというと、固めなイメージだったけど、ここの豚肉は本当に柔らかい。高級サーロインステーキにも引けを取らない柔らかさです。

正直豚肉って、牛肉には一歩及ばない印象でした。美味しい肉って言ったら、やっぱり牛が一番先に出てきてしまいます。

だけど、このポークソテーは、そこらの牛肉を遥かに上回っていた!こんな美味しいポークソテーがあると知ったら、松坂牛も泣いて悔しがるだろう。豚肉、侮るべからず…。豚肉の常識が変わった瞬間でした。

ポークソテーは醤油ベースのソースとも相性抜群!ピリッと辛いにんにくも豚肉の味をさらに引き立たせていました。こんな美味しいおかずを前にしたら、そりゃあご飯も止まりませんよ!

箸休めのキャベツでリセットしつつ、肉とご飯を頬張る。この無限ループがとてつもなく幸せ。この時間が永遠に続けばいいのに…。

そんな至福の時間も、やがて終焉がやってくる。ポークソテー、あっという間に完食してしまいました。

赤城山には何度も来たことがあったけど、こんなに美味いレストランがあったとは…。嬉しい発見でした!

後日談、豚肉を求めて再訪

ポークソテーのあの味が忘れられなくて、赤城山付近に営業に行った際に、再び足を運んでしまいました。
あの後も色々な美味しいお店を巡ってきたけど、豚肉だけで言ったら、とんとん広場を上回るお店には出会ったことがありません!それほど衝撃的な美味しさでした。

今回は別のメニューを攻めていこうということで、ロースかつを注文。前回のホークソテーとはまた違った一面を見せてくれるかと思うと、ワクワクが止まりません…!

15分ほどでやってきました!カラッと揚がったロースかつ。

■ロースかつ 1,550円

たっぷり添えられた千切りキャベツは前回と変わらず。油揚げとネギのお味噌汁も添えられています。

待ちに待った福豚。ようやくまた会えたね!さっそく、いただきます!

サクッと口に含んだ瞬間「これだ!」と、足りなかったものが一気に満たされた感覚になった。
この柔らかさ。これこそ僕が待ち望んでいた食感です。本当にびっくりするほど柔らかい!

そして衣はサクッと揚がっていて100点満点。まさか揚げ物もこんなに美味しいとは…。

今回はソースではなく、あえて塩でいただきました。味の濃いソースで肉の味を消してしまうのはもったいない!

塩で食べるロースかつもまた上品で素晴らしい。程よいしょっぱさが肉の味を一層引き立たせ、まるで高級レストランで一切れ何千円もするような肉を食べているかような気分になりました。

ロースかつを頬張りながら、白米をかきこむ。とてつもなく幸せな時間です。僕はこの美味しい豚肉を食べるために生まれてきたのかもしれない。一気に幸福感が高まりました。

ロースかつ、あっという間に完食してしまいました!ポークソテーも美味しかったけど、ロースかつもなかなか!ここの豚肉料理は何を食べても外れはないのかもしれないですね!

みなさんも赤城山付近に来た際は、ぜひ立ち寄ってみてください!全力でおすすめするお店です!

うしろ
うしろ
にんにく鬼盛りポークソテーは、次の日に誰とも会わない日に食べるのがおすすめです。匂いが強烈なので…。

店舗情報

■店名:林牧場 福豚の里 とんとん広場
■住所:群馬県前橋市三夜沢町534
■TEL:027-283-2983
■定休日:なし
■営業時間
夏季(4月~11月)
平日/11:00~18:00
土日/11:00~20:00

冬季(12月~3月)
平日/11:00~17:00
土日/11:00~19:00
■キャッシュレス決済:あり(PayPay)
■駐車場:あり(60台)

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