前橋にあるお洒落すぎるうどん屋／花うどん │ 平凡サラリーマンの美味いもん日記

■白い壁と観葉植物が良く似合う、カフェ風のうどん屋。
■「つるっと滑らかなうどん」と「硬くコシのあるうどん」の２種類から選べる。
■場所は前橋市北部運動場のすぐ近く。県道４号線沿い。

1. うどん屋のイメージを覆すお店
2. 気になるお店の内装は？
3. お洒落なうどん屋のメニューは？
4. やってきたのは、昔ながらの肉汁つけうどん！
5. 店舗情報

うどん屋のイメージを覆すお店

飲食店の内装って、そのお店で提供する料理にしっくりくるテイストになってますよね。例えば、生姜焼きや焼き魚定食を扱う定食屋であれば、畳と座敷机、そして和柄の座布団がある、和テイストな空間で定食を頂く。パスタやピザを扱うイタリアンレストランであれば、広々とした明るい店内でお洒落な雑貨や絵画などを眺めながら、パスタを頂く。そのお店で提供する料理や客層に合わせた内装のお店がほとんどだと思います。

…だけど、今回はそんな常識を覆すお店に出会いました。

一言で表すなら『お洒落すぎるうどん屋』。うどん屋って、昔ながらの庶民的な造りというイメージですが、今回紹介するお店はそのイメージとは真逆の場所でした。

そのお店とは、前橋市にある『花うどん』。

〈アクセス〉
場所は前橋市下細井町。赤城山の赤い鳥居まで繋がる県道４号線沿いで、赤城白川と交差する付近にあります。赤城山方面に向かう場合は、藍色の暖簾が目に留まって、見つけやすいかと思います。

▼お店の外観

この時点では、まだなんの驚きもない。綺麗なうどん屋だな～という印象でした。

ちなみにお店の外では地元の野菜も販売しています。

気になるお店の内装は？

お店に入った瞬間、驚きのあまり、一瞬フリーズしました。良い感じに積み上げられたお洒落なブロック、間接照明、そして至る所飾られた観葉植物。明らかに僕の知っているうどん屋とは雰囲気が違います。

待って？間違えてカフェに入った？そう疑うも店員さんに促されるまま、中へ入ります。店内ではジャムや洋菓子も販売していました。より一層、カフェの疑いが高まってきました…。

圧倒されながらも、席に着き、メニューを開くと、ちゃんと「うどん」の文字が！間違いなくうどん屋であることが判明しました。

こんなお洒落なうどん屋、初めてきた…。初めはただただ驚きしかなかったけど、冷静に考えてみれば、こんな雰囲気なら女性や家族連れも入りやすいですね。うどん女子会…、そんな言葉があるのか知りませんが、このお店ならそういう会もしっくりくるような気がします。

ちなみにこちらのお店がオープンしたのは、2020年5月。まだ1年経っていない、出来立てほやほやのお店でした。このお洒落さが広まって、もっと賑わうことを陰ながら祈っています！

お洒落なうどん屋のメニューは？

▼メニュー

うどんは650円～。ベーシックなつけ汁うどんの他、カレーうどん、きのこ汁などもあります。うどん、小鉢、漬物、いなり寿司、ミニソフトがついた花御膳セットは1,000円。お洒落なお店だから値段も高いのでは？、と構えてしまいましたが、一般的な価格設定に一安心。

ちなみにうどんは「絹の花」と「里の花」の２種類から選べます。

■絹の花…群馬県産の地粉を使用した、のどごしの良いうどん
■里の花…群馬県産の地粉で小麦の香りが良い、硬めな田舎風うどん

うどんの種類を好みに合わせて選べるのは有り難いですね！ちなみにこのお店はうどんも、だしも、かえしも完全無添加とのことです。こだわりを感じますね！

僕が今回注文したのは「三元豚の肉汁つけうどん」。早く来ないかな～！

やってきたのは、昔ながらの肉汁つけうどん！

待つこと10分ほど、うどんの登場です！

■三元豚の肉汁つけうどん　850円

ふわっとかつおだしの効いた汁の香りが食欲をそそります。汁には豚肉、ネギ、舞茸、油揚げが惜しみなくないっていて具沢山です。冷めないうちにいただきます！うどんを汁に投入して、お肉と一緒に啜ります。

ホッと和らぐ優しいお味。これぞ、昔ながらの田舎つけ汁うどんです！絹の花のうどんはつるつると喉越し豊か。汁はかつおだしの効いた、濃いめの味付けでした。そこにネギや肉といった具材の味がよく滲み出していて、とっても美味しい。お洒落なうどん屋だけど、うどん自体は全くチャラ付いていない。どっしり構えた、地に足のついたうどんでした。

とても美味しいうどんなんですが、ひとつだけ難点が…。それは、量が少ないこと！お腹を空かせたサラリーマンには、ちょっと物足りない量でした。

そこで白米を追加でオーダー。うどんをおかずに白米もいただきます。